琥珀で生み出される作品の ”色”

琥珀

2010年08月17日 00:52

『吹きガラス工房 琥珀』で生まれる作品は、

全て、下記の5種類の廃びんから出来ています。





この5種類の瓶から生まれる“色”。


透(すき)・・・お酒の瓶、牛乳瓶の透明部分を使用。

緑    ・・・お酒の瓶を使用。

コーラ  ・・・コーラ瓶を使用。薄い緑。

茶    ・・・ビール瓶を使用。

青    ・・・牛乳瓶の青い印刷部分だけを使用。濃い青と薄い青2種類あり。

泡    ・・・コーラ瓶をベースにビール瓶を混ぜて“かくはん”することで生まれます。



他にも、色と透(すき)で作る“ぼかし”の作品もあります。



着色は一切していないため、それぞれのガラスが持つ色は、

温度やガラスの量によって、微妙に変化し、

それにより廃びんの素朴な“色”が生まれます。




瓶の種類は数多くあり、中には美しい色のものもありますが、

瓶によってそれぞれ成分が違うため、どんな瓶でも使用できるというわけではありません。



これまでの経験から、現在この5種類の瓶を使用しています。



いろんな瓶が混ざると作品のワレの原因となるため、

お取引させていただいてる所へ定期的にもらいに行っています。



今後も、廃びん100%にこだわり、その瓶が持つ色を十分に生かし、

温かみのある、こだわりの吹きガラスを、生み出していきたいと思います。


※ 色のご質問、ご相談は  こちらから お願いします。

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